CounterACTの管理画面。iPhoneを認識している
CounterACTの管理画面。iPhoneを認識している
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 ソリトンシステムズは検疫IPS(侵入防止システム)アプライアンス製品の新版「CounterACT V.6.3.4」を、2010年11月15日より発売する。新版ではAndroidやiPhoneなどのデバイス種別判定や通信制御が可能になった。

 CounterACTは米ForeScout Technologies製の検疫IPSアプライアンス。ネットワーク感染型のウイルスやワームによる通信、持ち込み端末の不正接続などを防止するための製品。専用エージェントソフトが必要ないため、導入が容易という。またウイルスやワームのふるまいを検知するため、報告されていない新種も防御できるとしている。

 新版V. 6.3.4ではパソコン、プリンター、ネットワーク機器に加え、AndroidやiPhone、iPad、iPodに対応した。これらパソコン以外のデバイスに対しても、指定サーバーへの通信のみを許可しそれ以外はブロックするといった制御や、任意のWebメッセージの表示、ネットワーク利用申請手続きへの誘導などが可能。MACアドレスに基づき通信を許可することもできる。

 価格は275万円(保守料金別、税別)から。2010年12月より出荷する。既存顧客に対してはバージョンアップファイルを提供する。