図●「マジックコネクトMOSサービス」の概念図(NTTアイティの資料より引用)
図●「マジックコネクトMOSサービス」の概念図(NTTアイティの資料より引用)
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 NTTアイティは2010年10月14日、画面転送型リモート・アクセス・サービス「マジックコネクトMOSサービス」を発表した。社外のパソコンやモバイル端末から、会社内のパソコンへVPN接続し、遠隔操作を行う。パソコンのほか、Androind端末、iPhone、iPadから接続できる。年間利用料は1アカウントあたり3万1500円。10月21日から提供を開始する。

 同サービスは、社外のパソコンやモバイル端末から、同社が運営する「MOS ASPサーバー」を介して会社パソコンへVPN接続するもの()。1アカウントにつき、1個の認証デバイス(OTPトークン)を付与する。OTPトークンとMOS ASPサーバー側の認証サーバーは、時刻に応じて同じワンタイムパスワードを生成する仕組みになっており、ユーザーはOTPトークンに表示される数字を使ってワンタイムパスワード認証を行い、社内ネットワークへアクセスする。

 画面転送型のリモートアクセス方式を採用し、かつ、通信方式にファイル転送を禁止する機能を組み込んでいる。これにより社内ファイルのダウンロード、コピー&ペースト、社外プリンタへの出力を禁止することができ、情報漏えいのリスクを削減できるとしている。