iPhoneアプリ「日本経済新聞 電子版」の記事表示画面。この画面を指で左右にフリックすると、前後の記事に切り替えて読み進められる
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記事一覧画面。未読記事には青い丸印が付いている。右上の更新ボタンを押すと、最新記事を取り込むことが可能
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アプリの起動時に、その時点での最新記事を一括ダウンロードする。取り込んだ記事は、iPhoneが圏外の場所でも閲覧できる
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発行日と面を選んで記事を探すことが可能
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記事中の図表をクリックすると拡大表示できる
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 日本経済新聞社は2010年10月14日、日経新聞の電子版記事を閲覧できるiPhone用アプリ「日本経済新聞 電子版」の提供を始めた。電子版の有料会員は同アプリを使用して、朝刊・夕刊の記事と速報記事を閲覧可能だ。

 同アプリの特徴は、記事の一括ダウンロード機能を備えたこと。同アプリの起動時、およびメイン画面で一括ダウンロードのボタンを押したときに、その時点での新着記事をiPhoneに取り込む。ダウンロードが完了すると、その後はiPhoneが圏外の場所であっても取り込んだ記事を閲覧できる。個々の記事の表示中に、画面を指で左右にフリックすると、前後の記事に切り替えて次々に読み進めていくことが可能。朝の出勤前に自宅で朝刊記事を一括ダウンロードして、出勤途中の地下鉄車内で閲覧するといった使い方を想定している。

 このほか、記事に付いている画像の拡大機能、各記事の未読/既読を色分けする機能、文字サイズを5段階に切り替える機能などを備えている。記事の閲覧画面はiPhoneのユーザーインタフェースに合わせて設計したもので、新聞紙面のイメージをそのまま閲覧する機能は備えていない。

 対応端末はiPhone、iPod Touch、iPadで、iPhone 3GS以降での使用を推奨している。iPadで使う場合は、iPhone用画面の互換表示となる。