インフォテリアは、EAI(Enterprise Application Integration)ソフトウエアの新版「ASTERIA WARP 4.5」を出荷した。新たに、Windows AzureやAmazon Web Serviceとデータ連携するためのアダプタを実装する。

 ASTERIA WARPは、異種データベースやオンプレミス/クラウドなど、異なるシステムに置かれたデータを連携するためのEAIソフト。クラウドサービスでは、Salesforce.com、Google Appsとのデータ連携に対応する。

 新版のバージョン4.5では、クラウドサービスへの対応を強化。Windows AzureとAmazon Web Service用のアダプタを実装したほか、ASTERIA WARP自体をAmazon EC2上に設置して利用できるようにした。

 Webサービスとの連携機能も拡充した。新たにREST連携に特化したコンポーネントを実装。これにより、PUT/DELETEのメソッド追加、Digest認証、WSSE認証、ステータスコードの取得、JSONのXML変換などを実行可能にした。

 価格は480万円から。Windows Azureアダプタ、Amazon Web Serviceアダプタはオプションとしてそれぞれ40万円程度で提供する。