クリアスウィフトは2010年10月1日、Web経由の情報漏えいを防止するゲートウェイシステムの新版「CLEARSWIFT SECURE Web Gateway 2.2」と、電子メール経由の情報漏えいを防止するゲートウエイシステムの新版「CLEARSWIFT SECURE Email Gateway 3.2」を発売した。

 CLEARSWIFT SECURE Web Gateway 2.2は、Web経由で感染するウイルスやマルウエアへの対策機能、URLフィルタリング、HTTP/HTTPSのコンテンツフィルタリングを提供するゲートウエイシステム。新版では、検索エンジンGoogle、Yahoo!、Bingのセーフサーチ設定をポリシー管理する「セーフサーチ管理機能」を搭載した。管理者権限のないユーザーに対して、セーフサーチの設定変更を禁止する。

 CLEARSWIFT SECURE Email Gateway 3.2は、電子メールの誤送信や情報漏えいを防止する機能と、ウイルス、スパム対策機能を備えるゲートウエイシステム。新版では「ImageLogic」と呼ぶ画像分析機能を実装した。ImageLogicは、電子メールに添付された画像ファイルを分析してポルノ画像を検知する。また、あらかじめ登録された画像を認識して、電子メールによる社外への漏えいをブロックする。商品デザインや新製品ロゴなどを登録しておくことで、知的財産や機密情報の漏えいを防ぐことができる。

 一般企業で50ユーザーが利用する場合の参考価格は、CLEARSWIFT SECURE Web Gateway 2.2が60万円から。CLEARSWIFT SECURE Email Gateway 3.2では36万円から(いずれも税別)。2製品ともにアプライアンス版、ソフトウエア版、バーチャルソフトウエア版(VMwareとHyper-Vに対応)をそろえる。