図●Sedue Search Cloudの管理画面<br>パッケージ版の「Sedue」はこれまで、日経BP社の「ITpro」のほか、朝日新聞の「asahi.com」、はてなの「はてなブックマーク」などでの採用実績がある。
図●Sedue Search Cloudの管理画面<br>パッケージ版の「Sedue」はこれまで、日経BP社の「ITpro」のほか、朝日新聞の「asahi.com」、はてなの「はてなブックマーク」などでの採用実績がある。
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 ベンチャー企業のプリファードインフラストラクチャーは2010年10月4日、Webサイトや企業内文書管理システムに検索機能と関連記事推薦機能を組み込む「Sedue Search Cloud」を発表した。これまでパッケージ版「Sedue」として販売してきた検索エンジンをSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)として提供する。サービス開始は11月1日で、利用料金は月額15万円から。

 Sedue Search Cloudは、外部のプログラムから検索機能、関連記事推薦機能を利用するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を備えている。WebサイトのほかiPhone/iPadアプリケーションなどに容易に検索/推薦機能を組み込める。関連記事推薦機能とは、文書に含まれるキーワードなどを基に、類似する他の文書を推薦する機能である。

 Sedue Search Cloudは、サービスの申し込みから3営業日で利用可能である。ユーザーはWebベースの管理画面を使って、検索対象の文書ファイルなどを登録したり、検索キーワードランキングなどの統計情報を閲覧したりできる()。利用料金は、登録する文章数や、検索リクエスト数、利用可能な機能の数などに応じた従量課金とする予定。最小料金が月額15万円で、初期費用はない。詳細な料金体系は、11月1日以降に発表する。