日本民間放送連盟のラジオ委員会は2010年9月16日、9月9日に開催した今年度第3回委員会において、総務省の「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」報告書(2010年7月)に盛り込まれた「V-Low帯における音声優先セグメント」に民間ラジオ放送各社が参画することを前提に、検討を進めることを決定したと発表した。

 今後は、ラジオ委員会の内部機構として設置した「デジタル時代の音声メディア検討部会」で、様々な角度から課題の整理と議論を進めるという。この部会では、V-Low帯の音声優先セグメントへの参入に関して制度やサービス、ビジネスなど多角的に検討を進めるとともに、ラジオ放送各社の考え方や意向などを随時吸い上げながら、今後の音声メディアのあり方について議論を深めていくという。

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