米Google傘下のYouTubeは米国時間2010年9月12日、オンラインビデオ共有サービス「YouTube」でライブストリーミングのテストを2日間実施すると発表した。4社のコンテンツパートナーに限定し、太平洋時間9月13日午前8時に開始する。

 テストに参加するコンテンツパートナーは、Howcast、Next New Networks、Rocketboom、Young Hollywood。4社のライブストリーミングは、YouTubeに設けた各社のチャンネルから配信する。新しいライブストリーミング用プラットフォームでは、放送側はWebカムあるいはUSB/FireWire対応のカメラを用意するだけで、ライブストリーミングをYouTubeチャンネルに直接統合できるという。

 テストではコメント機能も提供し、ライブ放送中の番組に関して視聴者がコメントを投稿できる。放送スケジュールは、YouTube公式ブログの投稿記事内に埋め込まれている番組表で確認できる。

 YouTubeは、2日間のテストののち、世界中のコンテンツパートナーへの拡大を検討するとしている。

 同社はこれまでにも、ロックグループU2のコンサート、インドのクリケットの試合、Barack Obama米大統領のインタビューなどのライブストリーミングを行ったが、いずれも単発の企画だった(関連記事:YouTube、米大統領の一般教書演説をライブ配信、視聴者からの質問を募集)。

[発表資料へ]