スカパーJSATとオプティキャストは2010年9月7日、総務省からの要請に基づき「デジアナ変換」による地上デジタル放送の再送信サービスを、オプティキャストが2011年春から2015年3月31日までの期間で、実施すると発表した。

 オプティキャストはデジアナ変換を、NTT東西地域会社の光回線を利用して展開する戸建て向け放送サービス「フレッツ・テレビ」の提供エリア全域と、エネルギアコミュニケーションズの光回線を利用する「光パーフェクTV!」の提供エリアに対して行う。エリア内世帯数は約2245万世帯となる。

 なお光パーフェクTV!の提供エリアである長野県阿智村および岐阜県恵那市と、ケーブルシティ横浜(CCY)のサービスエリアは、そもそもオプティキャストの再送信サービスが提供されていないため、今回のデジアナ変換の提供対象外となる。

 デジアナ変換については、ジュピターテレコム(J:COM)やジャパンケーブルネット(JCN)、ベイ・コミュニケーションズ、ビック東海、ケイ・キャットおよびケイ・オプティコム、イッツ・コミュニケーションズなどが既に暫定的な導入を決定している。

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