米Twitterは米国時間2010年9月2日、同社のミニブログサービス「Twitter」のモバイル利用について調査した結果を発表した。それによると、4月半ば以降、Twitterのモバイルユーザー数は62%急増した。また、アクティブユーザーの46%は、定期的なTwitter利用にモバイル端末を使っているという。

 同社は4月よりモバイル分野へ注力し、米Appleのスマートフォン「iPhone」、カナダのResearch In Motion(RIM)のスマートフォン「BlackBerry」、米Googleのモバイルプラットフォーム「Android」を搭載した端末向けの公式モバイルアプリケーションを公開した。それまでは、モバイル端末からTwitterにアクセスするためのにはサードパーティーのアプリケーションやサービスを使うしかなかった。現在新規ユーザーの16%は、パソコンではなくモバイル端末でTwitterを利用し始める人だという。公式アプリをリリースする前のその割合はわずか5%だった。

 過去1カ月のTwitterへのアクセス手段をみると、Webサイト(78%)以外では、モバイルサイト(14%)が最も多かった。ショート・メッセージング・サービス経由(8%)のアクセスも、iPhone用アプリケーション「Twitter for iPhone」(8%)、BlackBerry用アプリケーション「Twitter for BlackBerry」(7%)と並んで多い。また米TweetDeckと米Echofonが開発したクライアントも、それぞれユーザーの3%が利用している。

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