総務省は、ホワイトスペース推進会議を開催する。有識者や「ホワイトスペース特区」選定者などが参加し、ホワイトスペース活用の全国展開を目指す。9月10日に第一回会合を開催する。

 ホワイトスペース推進会議は、総務省の「新たな電波の活用ビジョンに関する検討チーム」(座長:土居範久中央大学教授)の構成員をメンバーとして構成する。主な活動として、「ホワイトスペース特区」の選定・評価、ホワイトスペース活用に関する全国的な普及啓発活動の実施、混信防止措置やサービス提供体制の構築に関する検討への助言などを計画している。

 このメンバーに全国のホワイトスペース特区(既に先行モデルとして10者、11プロジェクトを選定)が連携して、活動を進める。必要に応じて、電波産業会などとも協力・連携していく。こうした活動を通じて、「既存システムなどとの混信を防止するための環境整備の推進」や「ホワイトスペース活用の全国展開に向けたルール作りの促進」などを行う。

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