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W3Cが「Web on TV」のワークショップ開催、150人が参加しTVの進化を議論

2010/09/02
菊池 隆裕=日経コミュニケーション
写真●「Web on TV」に関するワークショップへの参加者
写真●「Web on TV」に関するワークショップへの参加者
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 Web関連技術の標準化団体であるW3C(World Wide Web Consortium)が2010年9月2日と3日、「Web on TV」に関するワークショップを慶應義塾大学で開催している。関係者がWebとテレビを融合した実サービスや研究、標準化活動などを報告し、市場からの要求など最新事情を共有することが狙いだ。テレビ局や機器メーカーなどから約150人が参加。国内だけでなく、韓国や中国からの参加者も目立った(写真)。

 9月2日のセッションでは、まず国内の主要放送事業者が国内でのデジタルテレビの普及状況やデータ放送を活用した最新サービスについて報告した。NHKは災害対策情報として、鹿児島放送局による河川情報や桜島の噴火情報を紹介したほか、技術研究所による次世代テレビ技術「ハイブリッドキャスト」などを説明した。民法各局は、Twitterを利用した選挙速報や視聴者参加型のクイズ番組、郵便番号に基づく居住者地域の天気予報など、デジタル放送ならではのサービスを紹介した。

 その後、インフラ機器メーカーや標準化団体の代表が「既存のデジタル放送のアプローチ」、ソフトウエア開発者の代表、および日韓の研究者が「Webとテレビの“賢い”融合」をテーマにしたパネルディスカッションをそれぞれ行った。例えば、シスコはネットワーク機器ベンダーの視点として映像品質を保証するための「マネージドネットワーク」の必要性、ソフト開発者は次世代リモコンやテレビから他の機器にデータを送出するためのプロトコルの必要性などを提案、それぞれ議論を深めた。

 9月3日には、「Web on TVにおけるHTML5の役割」をテーマにしたパネルディスカッションを予定している。同ワークショップは今後もシリーズ開催することが決まっている。

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