阪急阪神ホールディングスグループのベイ・コミュニケーションズ(ベイコム、本社:大阪市福島区)は、財団法人の京阪神ケーブルビジョン(KCV)から同財団が大阪市住之江区南港で運営するポートタウンケーブル局を、2010年10月1日をもって譲り受けることで合意したと発表した。

 今回事業譲渡の対象となるのは、南港ポートタウン地区のホームパス約9600世帯である。ベイコムのサービスエリアと隣接していることから、営業・マーケティング活動の効率化が期待できるという。利用者に向けて、「Baycom TVハイビジョン」「Baycom VOD」などのテレビサービスや最大160Mbpsの高速インターネット、電話サービスのトリプルプレイを提供できるようになる。

 なお、8月31日付で総務省近畿総合通信局は、京阪神ケーブルビジョン及びベイ・コミュニケーションズから申請のあった大阪市住之江区の有線テレビジョン放送施設の譲渡譲受について、申請のとおり認可したと発表している。

[発表資料へ]
[近畿総合通信局の発表資料へ]