総務省 東北総合通信局は、栗原市から申請のあった実験試験局に対して免許を付与した。 栗原市は、総務省の「新たな電波の活用ビジョンに関する検討チーム」において、「ホワイトスペース特区」の先行モデル(エリア限定ワンセグによる災害情報などの配信)として採択されていた。

 今回の実験試験局は、エリア限定ワンセグによる災害情報などの配信を行うにあたり、必要とされるカバーエリアを設計するための基本的調査や情報発信を行う際の運用に伴う問題点・課題を調査するなど、今後のシステム構築にあたり基礎的実験を行うために開設するもの。また、9月1日に栗原市を会場とする宮城県総合防災訓練において、同実験試験局によるデモンストレーション運用を行う予定である。

 実験試験局の周波数は45チャンネル、空中線電力は10mWである。

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