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日経情報ストラテジー

日本IBMが若手の従業員満足度向上活動を9月に開始、多様性推進の一環

2010/08/24
井上 健太郎=日経情報ストラテジー

 日本IBMは2010年9月から、20代〜30代前半の従業員満足度を高めることを主眼に置いたダイバーシティ(多様性)推進活動に着手する。このために事業開発 ibm.com事業担当の渡辺朱美執行役員がリーダーとなって「Cross Generation(クロスジュネレーション=世代間ギャップの解消)」グループを立ち上げる。1998年からダイバーシティ推進に取り組むなかで、今回は6つ目のテーマになる。

 ダイバーシティ推進のため、日本IBMは1998年に「Women(女性の活躍の推進)」と「People with Disabilities(障害者の能力の最大化と環境整備)」、2004年に「GLBT(ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダーが安心して働ける環境整備)」、2008年に「Work/Life(ワークライフバランス実現支援)」と「Multi Culture(外国籍社員の活躍支援)」の活動グループを立ち上げてきた。今回の世代間ギャップ解消には、欧米のIBMは2008年から着手しており、それを受けて日本IBMも取り組むことになった。

 ただし欧米のIBMと日本IBMとでは、世代間ギャップの課題は異なる。日本IBM 人事 ダイバーシティ&人事広報の梅田恵部長によると、「世代別の従業員満足度が逆の傾向。欧米のIBMではシニア世代の従業員満足度が低いことが課題だが、日本IBMでは若手世代の従業員満足度が低いことが課題だ」という。

 そこでまず9月中に若手社員を10人弱集めた会議を5回ほど催して、会社に対する考え方や、海外と日本法人の世代別満足度の違いなどについて話し合ってもらう考え。「それらを踏まえて経営層への提言につなげていく。将来的には、大学生の企業イメージ向上などにも役立つ活動にしたい」(梅田部長)としている。

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