写真●「NHK番組特集」機能の操作画面。テーマ別に紹介された約1カ月先までの番組をまとめて予約できる
[画像のクリックで拡大表示]
米Rovi Corporationは2010年8月24日、同社が提供する電子番組表サービス「Gガイド」に日本放送協会（NHK）の番組特集機能を追加すると発表した（写真）。同機能をパナソニックの「ブルーレイディーガ」の最新機種が採用した。この番組特集機能は、2009年8月に提供を開始しており、これまでWOWOWの番組で利用されていた。今回WOWOWに続きNHKが加わることで、視聴者は既存のGガイドで提供されている8日間の番組情報に加え、NHKが様々なテーマに沿ってピックアップする約1カ月先までの番組情報を入手できるようになる。
NHK番組特集機能では、約1カ月先までのNHK番組特集情報を使って予約可能である。対応チャンネルは、NHK BS-1、BS-2、ハイビジョン、NHK総合、教育の5チャンネルである。通常の番組情報よりも詳細な情報を、関連する画像付きで確認できる。さらに同じテーマで特集されている番組は、すべて一括で予約できる。
同社日本法人であるロヴィの西村明高代表取締役社長は、「Gガイドの新しい機能で、視聴者は注目の番組を見逃すことなく、手軽に録画できる。日本の視聴者にさらなる利便性と付加価値の高いサービスを提供できることに期待している」とコメントした。
この「NHK番組特集」機能を含むGガイドを採用したパナソニックの「ブルーレイディーガ」は、「DMR-BWT3100」「DMR-BWT2100」「DMR-BWT1100」「DMR-BW890」「DMR-BW690」「DMR-BR590」の6機種。いずれの機種も2010年9月15日発売予定である。
