ソフトバンクテレコムと福岡ソフトバンクホークスマーケティングは、福岡Yahoo! JAPANドーム(ヤフードーム)で行われる2010年ホークス主催公式戦4試合において、エリアを限定したワンセグ配信サービスの公開実験「ホークス・エリア・ワンセグ」を実施する。対象試合は、8月25日オリックス・バファローズ戦、9月7日~9日東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、観客も参加できる形で実施する。

 今回の実験は、昨年度に実施した電波伝搬特性の検証試験に次ぐ実験として行う。配信用に制作したコンテンツの視聴アンケートを実施し効果を測定する。実施日には、ヤフードーム内にいる観客がワンセグ対応携帯電話機を使って、実験用に割り当てられた15チャンネルをワンセグで選局すると、ヤフードーム内の映像/音声サービスのほか、イニングごとの試合経過や得点履歴、打率や防御率などの選手の個人成績、他球場の試合経過、最新のチーム成績などのオリジナル情報コンテンツがデータ放送で視聴できる。また、試合中Twitterを利用して「つぶやきタカ!ボード」へ投稿されたファンの応援メッセージを、ワンセグ対応携帯電話の字幕チャネルへ配信する実験も同時に実施する。

 さらに、実験効果を測定するために、「ホークス・エリア・ワンセグ」のデータ放送画面から携帯電話機の通信機能を利用して、配信したコンテンツについての視聴アンケート調査を実施する。回答者の中から300人に、景品と引き換えることができる電子クーポンがプレゼントされる。

 なお、実験の情報コンテンツの制作およびデータ放送連携システムは、ヨーズマー(本社:石川県金沢市、代表取締役:野口高志氏)、データスタジアム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:加藤善彦氏)の協力で実施する。

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