チューリップテレビで放送されている当たり付きCMの企画で、「テレビから直接応募できるデータ放送」のトライアルが実施された。

 この当たり付きCMのトライアルは「開運!なんでも鑑定団」(8月14日放送)におけるCM枠で実施した。これまでは、視聴者が懸賞に応募する際にWeb(携帯電話機やパソコン)、あるいはワンセグのデータ放送からの応募受付だった。今回は地上波のデータ放送を利用することで、地上波を受信するデジタルテレビ端末のデータ放送画面から直接応募ができるようにした。

 このトライアルは、フィックス(本社:石川県金沢市)とメディアキャストが共同開発した「PiTENTRY2 BML Edition」を利用して実施した。ワンセグを含む地上デジタルテレビ放送において、クイズ番組、アンケート、投票ランキング、プレゼント応募などの視聴者参加型双方向番組の実施を可能にする放送局向けASPサービスである。なお、今回のようなクイズCMのトライアルは視聴者のリアルタイム視聴の促進を図る効果も期待でき、そのための有効なツールとも位置づけている。

[発表資料へ]