スカパーJSATホールディングス(スカパーJSAT HD)は2010年8月4日、2010年度第1四半期(2010年4~6月)の連結業績を発表した。売上高は351億7100万円(前年同期比で0.5%増),営業利益が10億4500万円(同74.1%減)、経常利益は4億6300万円(同87.7%減)だった。四半期純利益は10億5300万円の赤字だった。

 売上高は、有料多チャンネル放送事業でのスカパー!e2を中心とした加入者増や、衛星事業での移動体通信サービスの収益増により、前年度の実績を上回った。営業利益は、「2010 FIFA ワールドカップ」南アフリカ大会の関連費用計上や、東経124・128度CSを利用したハイビジョン放送「スカパー!HD」の加入者獲得費用増などの要因により、減益となった。経常利益も支払利息などを営業費用に計上した影響で前年度比マイナスとなった。なお、通期の連結業績については、2010年5月12日公表の決算短信のおける予想数値を変更していない。

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