米Appleは米国時間2010年7月28日、Webブラウザーの最新アップデート「Safari 5.0.1」をリリースした。Safari拡張機能(Safari Extensions)の追加を可能にするとともに、拡張機能を紹介するWebサイト「Safari Extensions Gallery」を開設した。

 Safariは今年6月に拡張機能のサポートを開発者向けに提供しており、開発者はHTML5、CSS3、JavaScriptなどのWeb標準技術を用いて拡張機能を開発できる。今回のアップデートにより、一般のユーザーがSafari Extensionsを追加可能になった。

 Webフィードをライブで表示するツールバーや、Webコンテンツを振り分けるフィルター機能をはじめ、米Amazon.comのECサイト、米Microsoftのオンライン検索「Bing」、米New York TimesのWebサイト「NYTimes.com」、米Twitterのミニブログサービスを利用するといった各種拡張機能が利用できる。拡張機能はSafari Extensions Galleryのほか、開発者向けサイトからも入手することが可能。

 Safari Extensions Galleryは、サイトに直接アクセスする方法のほか、Safariのメニューを使う方法でアクセスできる。目当ての拡張機能を見つけたら、クリックしてダウンロードおよびインストールを実行し、Safariを再起動することなく使用することが可能。追加した拡張機能は自動でアップデートされ、Safariの設定で個別に有効/無効を切り替えられる。

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