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 米Googleは現地時間2010年7月27日、有料Androidアプリケーションを対象にしたライセンス管理サービスを開始したと発表した。アプリケーションの不正利用の防止効果を高めるのが目的。Googleは、現在提供中のコピープロテクト機能を数カ月かけてライセンス管理サービスへ切り替えていく計画だ。

 新しいライセンス管理サービスは、アプリケーション販売・配布サイト「Android Market」で販売されるアプリケーションに無償で提供する。ライセンス管理ライブラリを組み込んだアプリケーションは、実行時にGoogleのライセンス管理サーバーにユーザー情報などを送り、ライセンス状況を問い合わせる。サーバーはAndroid Marketの販売記録を調べ、そのユーザーにアプリケーションの利用権があるかどうか回答する。

 ライセンス管理サービスを利用できるのは、Androidのバージョン1.5以上に対応したアプリケーションになる。

[Google公式ブログへの投稿記事]