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マイクロソフトリサーチが情報学分野の若手研究者2人を表彰

2010/07/26
羽野 三千世=ITpro
写真1●国立国会図書館長の長尾真氏(左)と東北大学 大学院情報科学研究科 准教授の住井英二郎氏(右)
写真1●国立国会図書館長の長尾真氏(左)と東北大学 大学院情報科学研究科 准教授の住井英二郎氏(右)
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写真2●国立国会図書館長の長尾真氏(左)と国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授の宮尾祐介氏(右)
写真2●国立国会図書館長の長尾真氏(左)と国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授の宮尾祐介氏(右)
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 マイクロソフトの基礎研究機関であるマイクロソフトリサーチ(MSR)は2010年7月26日、「MSR日本情報学研究者賞」の表彰式を開催した。この賞は、日本の若手研究者の支援と育成を目的に2008年10月に創設したもの。博士号取得後10年以内の研究者を対象に、情報学の基礎分野および応用分野で優れた成果をあげた人を表彰し、賞金400万円を授与する。今回は第2回目の授賞となる(第1回目の表彰式の様子)。

 今回の受賞者は、東北大学 大学院情報科学研究科 准教授の住井英二郎氏(写真1右)と、国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授(受賞時の所属は東京大学 大学院情報理工学研究科 助手)の宮尾祐介氏(写真2右)の2人。表彰式では、同賞の審査委員会委員長を務めた国立国会図書館長の長尾真氏(写真1、2の左)が、2人に記念の盾を手渡した。

 基礎的情報分野で受賞した住井氏の研究内容は、「プログラム等価性のための環境双模倣理論の構築」。幅広い言語においてプログラム等価性を証明することができる「環境双模倣」の理論を構築した成果が評価された。また、応用的情報分野で受賞した宮尾氏は、テキストの意味構造を直接計算する「深い構造解析」の研究において、大規模な文法を開発するための方法論と統計的機械学習を用いたあいまい性解消手法を提案した成果が評価された。

 長尾氏によると、今回は8つの大学、研究機関から13人の応募があり、1次選考の書類審査で13人から6人に絞ったという。第1次選考の審査は、マイクロソフトおよびMSRの研究者が務めた。その後、英語面接による第2次選考を実施。長尾氏ら4人(ほか3人は東京大学大学院情報理工学系研究科の米澤明憲教授、東京大学大学院情報学環の池内克史教授、MSRアジア マネージングディレクター 洪小文氏)が審査し、2人を選出した。

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