ソネットエンタテインメントは、インターネット接続サービス「So-net」でなりすましによる不正アクセスが見つかったと公表した。7月20日18時までに不正にログインされたのが2311件、そのうちIP電話サービス「So-netフォン」を登録されたのが451件、利用されたのが339件としている。

 なりすましによる不正アクセスは、正規のSo-netのユーザーIDとパスワードを利用したもの。「正確な攻撃手法は調査中だが、ランダムな文字列を使ったものだと思われる」(同社広報)としている。またIP電話の不正利用の多くは、海外に向けて発信したものだった。

 同社は、不正アクセスされたと判明できたユーザーのIDとパスワードをすべて変更。該当ユーザーに対して、その旨を記した手紙を郵送した。また、今回の不正利用で発生した利用料金は一切請求しないことも明らかにしている。

■変更履歴
当初、「情報漏えいではない」というソネットエンタテインメント広報のコメントを記述していましたが、現時点で情報漏えいの可能性を否定できないとの申し出があり、削除しました。本文は修正済みです。 [2010/07/22 15:55]