米Facebookは米国時間2010年7月21日、同社が運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サイト「Facebook」のアクティブユーザーが世界で5億人に達したと発表した。

 Facebookは2004年にサービスを開始。大学生および大学関係者向けとしてスタートしたが、2006年9月から広く一般に開放され、ビジター数を伸ばしてきた。2009年4月にアクティブユーザーが2億人に達し(関連記事:Facebook,アクティブ・ユーザー数が2億人に)、同年12月には3億5000万人を突破(関連記事:Facebook,ユーザーが3億5000万人を突破,プライバシ・モデルを変更へ)。2010年2月に4億人達成を宣言した(Facebook公式ブログの投稿記事)。

 また同社は5億人突破を記念し、新機能「Facebook Stories」の提供を開始した。ユーザーはFacebookに関する自身の体験や感想を投稿し、他のユーザーのさまざまなエピソードを閲覧することができる。

 ユーザーが拡大し続けているFacebookだが、米ForeSee Resultsが7月20日に発表した米国消費者の満足度調査によると、Facebookの評価は意外に低かった。100ポイント満点の指数「American Customer Satisfaction Index(ACSI)」で示した場合、Facebookの満足度は64で、これは調査対象となった民間企業のうち最も評価が低い5%に含まれるという(関連記事:米消費者の満足度、「Facebook」は意外に低い)。

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