米ForeSee Resultsは米国時間2010年7月20日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サイト「Facebook」に対する米国消費者の満足度は低いとする調査結果を発表した。プライバシーへの懸念、頻繁な変更、商業主義、広告などがユーザー体験にマイナスの影響を与えていると指摘している。

 e-business企業に対する米国ユーザーの満足度を、100ポイント満点の指数「American Customer Satisfaction Index(ACSI)」で示した場合、Facebookの評価は64だった。これは、調査対象となったすべての民間企業のうち、最も評価が低い5%に含まれる。

 同調査では今回初めてSNS部門を設けた。SNS部門にはFacebookのほか、「Wikipedia」「YouTube」「MySpace」が含まれ、評価はそれぞれ77、73、63だった。

 ポータルおよび検索エンジン部門では、「Google」が80で首位を維持。「Bing」は77、「Yahoo!」は76、「AOL」は74、「Ask.com」は73だった。

 ニュースおよび情報部門では「FOXNews.com」が82と最も得点が高かった。大手新聞のWebサイトも評価が高く「USATODAY.com」は77、「NYTimes.com」は76だった。

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