NTT東日本およびNTT西日本は2010年7月16日、QoS(優先制御)機能を搭載した無線LANアダプター「WA-1100-S」を2010年7月20日に発売すると発表した。無線LANのアクセスポイントとしても機能し、LANケーブルの配線が困難な場所で手軽に無線LAN環境を構築できるという。

 IEEE802.11n/a/b/gに対応し、ル-ターなどネットワーク側の情報機器に接続する親機と、パソコンなどが無線で接続する子機からなる。両機を電源コンセントに差し込み、電源を入れるだけで自動的に親機、子機を判別する。

 QoS機能を搭載しているので、「ひかりTV」や「ひかり電話」などのサービスで音声や映像が途切れにくいという。また、NTTぷららの「ひかりTV機器動作確認済みロゴ提供プログラム」にも合格している。

 価格は親機と子機がセットになった「WA-1100-S」が1万5750円、増設用の単品アダプター「WA-1100」が7875円である。

 NTT西日本は「CLUB NTT-West」の会員先着500名を対象に、「WA-1100-S」を10日間貸し出す「お試し利用」の期間限定キャンペーンを、2010年8月2日から実施する。

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■変更履歴
初出でNTT東日本の製品についてのみ触れていましたが、NTT西日本の同製品についての内容も追加しました。本文は修正済みです。 [2010/07/20 13:20]