Crowdroid。左がホーム画面、右が投稿したつぶやきを日本語から英語に翻訳している画面
Crowdroid。左がホーム画面、右が投稿したつぶやきを日本語から英語に翻訳している画面
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Crowdroid for Businessにパソコンからアクセスした画面
Crowdroid for Businessにパソコンからアクセスした画面
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 中国の安徽開源軟件は「Crowdroid for Business」を2010年7月31日に発売する。Twiiterのような“つぶやき”で組織内の情報共有を行えるツールで、Google翻訳を利用して多国語間で投稿を翻訳できる。パソコンから利用できるほか、Twitterクライアントとしても使えるAndroidアプリ「Crowdroid」を無償提供する。

 安徽開源軟件は、日本人の中尾貴光氏が中国で設立した有限公司。中尾氏はAndroidに関心を持つ在中日本人が作るコミュニティ「上海Androidの会」(関連記事)の会長を務める。

 「Crowdroid for Business」はLinuxサーバー上で稼働する。「翻訳機能を搭載することで、さまざまな国のスタッフが混在する企業でもスムーズに情報を共有できる」(安徽開源軟件)としている。またグループウエアなど他のアプリケーションとの連携といったカスタマイズも可能という。価格は基本ライセンスが1 OSあたり2万5000人民元(約33万8000円)。

 Android向けクライアントアプリ「Crowdroid」は無償。Crowdroid for BusinessのほかTwitterやFollow5のクライアントとしても利用できる。Google翻訳を利用したつぶやき翻訳機能を備えるほか、壁紙を変更する機能などを備える。「Crowdroid」は安徽開源軟件のWebサイトからダウンロードできる。