米Websenseは米国時間2010年7月8日、企業の情報漏えい防止(DLP)システム導入を推進するプログラム「DLP for Download」を開始した。同社のDLPソフト「Data Security Suite」をダウンロード提供し、30日間の無料試用を可能にする。
企業は情報流出の損害が甚大であることを認識しながらも、DLPの導入は複雑で時間がかかるため広く普及していないと、同社は指摘する。DLP for Downloadでは、大企業であってもDLPソフトのダウンロードとインストールが30分程度で完了するとしている。
管理者は、インストーラのガイドに従って各種設定を行う程度で済み、ポリシーの適用や機密データに関する保護およびコンプライアンスも効率的に管理できるという。最大500人のWebアクセスと電子メール管理を30日間無料で評価することができる。評価期間後の購入手続きも簡単に行える。
Data Security Suiteは、データ流出を検知する「Websense Data Monitor」、ネットワークを監視する「Websense Data Protect」、エンドポイントを監視する「Websense Data Endpoint」、機密データを特定する「Websense Data Discover」で構成される。同社のWebサイトからダウンロードできる。
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