米Googleは2010年7月7日(現地時間)、ビデオ共有サービス「YouTube」をマウス操作不要で利用できるユーザー・インタフェース(UI)「YouTube Leanback」を試験公開した。

 新しいUIを採用したWebサイトにアクセスすると、ユーザーの好みに合う動画を自動でリストアップし、ウインドウ一杯にHDTV動画の再生を始める。自動選択した動画を連続再生するので、いちいち自分で見る動画を検索せずに見続けられる。このため「テレビを見るのと同じくらい手軽にYouTubeを楽しめるようになる」(YouTube公式ブログ)という。動画の自動選択では、ユーザーが登録しているチャンネルや友人と共有している動画などの情報を基に好みのものをリストアップするという。

 ユーザー別にリストアップする再生リストのほかに、「コメディ」や「エンタテインメント」「ニュース」などのジャンル別に、人気の動画を連続再生することもできる。マウス操作不要で、キーボードの矢印キーを使ってワンクリックで視聴中の動画をスキップしたり、見たいジャンルや動画を選択したりできる。

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