エフエム東京は2010年7月2日、「九州放送機器展2010」(福岡国際センターで7月7~8日に開催)内の「福岡ユビキタス特区マルチメディア放送実験試験局」ブースにて、3セグメント放送形式を使ったV-Low帯地方ブロック向けマルチメディア放送をイメージした展示を行うと発表した。

 今回、「自動蓄積型ファイルキャスティング実験」と「道路交通情報サービス『iHighway』の放送波配信実験」、「JR高速船で実験中の『船舶パーソナルサイネージ』」、「CSKシステムズが開発したIPDC受信機のデモ番組企画『つぶやきラジオ』」の四つの展示を初公開する。このほかに、「リアルタイム番組と連動した有料ファイルキャスティング実験」や「西鉄バスで実験中の『放送波バスサイネージ』」なども展示する。FM東京は、「今後も福岡ユビキタス特区の3セグメントマルチメディア放送実証実験を通して、V-Low帯マルチメディア放送の先行実験を実施していく」としている。

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