関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ(関電SOS)とケイ・オプティコムは2010年6月21日、ケイ・オプティコムの回線契約者を対象に、離れた場所からでもパソコンや携帯電話機でカメラの映像を確認できるサービス「関電SOS ホーム・アイ for eo」の提供を6月28日に開始すると発表した。利用料金は月額525円からで、6月21日から申し込みを受け付ける。留守宅の見守りや子供の帰宅確認、ペットの見守り、離れて暮らす家族の見守りなど、様々な用途で活用できるという。

 月額利用料金のほかに、カメラやルーターなど導入用の機材がセットになったパックの購入費用が初期費用として必要になる。パックは、LAN接続とPLC(電力線通信)接続の2タイプについて、それぞれ有線ブロードバンドルーターの有無があり、合計4種類用意されている。最も安いパック(LAN接続タイプ、ルーターなし)が4万7250円で、最も高いパック(PLC接続タイプ、ルーターあり)が6万8250円である。カメラ2台目以降は、1台当たり月額210円で利用できる。

 カメラレンズのパンチルト(撮影範囲:左右140°、上下80°)、カメラの撮影状態の切り替え、二つ(動作検知と人感センサー)の感度変更、カメラ撮影方向のプリセット(事前登録)などの操作を遠隔で行える。

 カメラには、撮影画像の明るさ・色彩などの変化を検知する「動作検知」と、人や動物など熱を発するものによる温度変化を検知する「人感(熱)センサー」との二つのセンサーを搭載しており、対象物を検知しやすくなっているという。センサーが検知すると、ユーザーが任意に登録したメールアドレス宛てにメールで通知され、サーバーに自動保存されている検知時前後9秒間の画像(1秒間に1枚撮影:検知前3枚、検知後6枚)を確認できる。検知画像は保存件数無制限で、検知された日から31日間サーバーに保存される。

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