Twitter Places機能
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iPhoneからの投稿画面
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 米Twitterは米国時間2010年6月14日、同社のミニブログサービス「Twitter」の新機能「Twitter Places」を発表した。Twitterに投稿するツイート(コメント)に詳しい位置情報タグを付けることができる。

 新機能は、同日より来週にかけて、Web版(twitter.com)とモバイル版(mobile.twitter.com)で利用可能にする。例えば、現在開催されているサッカーのワールドカップに関するツイートが、自宅でテレビを見ている人の投稿か、現地のスタジアムで観戦している人の投稿かが分かる。ツイート内のTwitter Placeタグをクリックすると、その場所から最近投稿されたツイートを閲覧できる。

 Twitter Placesは、位置情報ベースのサービス「Foursquare」や「Gowalla」からのチェックイン(通知)とも連携する。Twitter Placeタグをクリックすれば、ツイートとともに両サービスを通じたチェックインが表示される。

 同社は、Twitter Places機能をアプリケーションに組み込むためのAPIを開発者に提供する。また、位置情報機能の対応ブラウザを拡大し、従来の「Chrome」と「Firefox」に加え、「Safari」「Internet Explorer」でも位置情報を追加できるようにする。

 Twitter Placesは、オランダのGPSナビゲーションメーカーTom Tomおよび地域検索サービスの米Localezeとの提携によって実現した。世界65カ国に提供範囲を広げる。さらに、「iPhone」や「BlackBerry」、「Android」端末向けモバイルアプリケーションにも同機能を統合する予定。

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