据え置き型のWiMAX対応無線LANルーター「AtermWM3400RN」
据え置き型のWiMAX対応無線LANルーター「AtermWM3400RN」
[画像のクリックで拡大表示]

 NECおよびNECアクセステクニカは2010年6月3日、据え置き型のWiMAX対応無線LANルーター「AtermWM3400RN」を発表した。WiMAXモジュールとIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能を内蔵する。発売日は7月下旬、実売想定価格は約2万円の見込みだ。

 AtermWM3400RNは、固定回線としてWiMAXを利用するユーザー向けの製品。このため、既存のモバイル型WiMAX対応無線LANルーター「AtermWM3300R」とは異なり、バッテリーは内蔵していない。

 家庭やオフィスなどでは、AtermWM3400RNとパソコンやゲーム機を無線LANで接続することで、複数の機器でWiMAXの回線を共用できる。また、室内で受信できるWiMAXの電波が弱い場合にAtermWM3400RNを窓際など受信環境の良い場所に置き、そこから室内の機器と無線LANで接続することで、室内でもWiMAXを使えるようにできる。

 無線LANルーターの機能としては、設定を簡易化する「らくらく無線スタート」「WPS(Wi-Fi Protected Setup)」を搭載。パソコンとゲーム機などセキュリティ設定が異なる機器を使い分けるマルチSSIDに対応する。