図1 新会社の概要
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図2 携帯端末向けマルチメディア放送で提供されるサービス
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図3 広告・マーケティングビジネスの可能j性
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図4 新会社の事業提供形態
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図5 出資会社との協業について
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図6 比較審査への期待
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図7 想定するスケジュール
図7 想定するスケジュール
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 KDDIは2010年6月3日、MediaFLO方式を前提に携帯端末向けマルチメディア放送の委託放送事業への参入を目指して、新会社を5月26日に設立したと発表した。名称は、「メディアフロー放送サービス企画」。資本金は5000万円で、KDDIは82%を出資した。

 新会社には、このほかテレビ朝日が10%出資した。さらにスペースシャワーネットワーク、アサツー ディ・ケイ、電通、博報堂が合計8%を出資した。主な事業内容として、(1)MediaFLO方式による委託放送事業への参入に向けた取り組み、(2)新規コンテンツサービスの検討などを行っていくことを予定している。

 新会社は、自社コンテンツの製作に加えて、ファイル配信システムや課金業務事業者との接続などを準備し、いわゆる「プラットフォーム」の機能を果たすことで、マルチメディア放送に興味を持つさまざまな多チャンネル放送事業者やコンテンツ・プロバイダが参入しやすい環境を整備する方針である。

 プラットフォーム機能を用意することで、コンテンツあるいはビジネスモデルを持つ様々な事業者にとって、携帯端末向けマルチメディア放送へのソフト事業への参入が容易になるとともに、コンテンツ価値の最大化を図れるという。

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