12型液晶を採用した「Eee Pad EP121」も、EP101TCと同じく2011年の第1四半期に発売する。ただ、価格は未定とのことだった。OSはWindows 7 Home Premiumを採用。液晶ディスプレイの解像度は1366×768ドット。CPUは「CULV」(一般消費者向け超低消費電力版)と呼ばれるCore 2 Duoを搭載するが、モデルナンバーは公開していない。IEEE 802.11b/g/nの無線LAN機能に対応し、DDR2 SO-DIMM 2GBを搭載する。内蔵ストレージは32GBと64GBの2種類。30万画素のカメラ機能やHDMI端子を備える。
液晶ディスプレイ部分のほかに、別途キーボードなどを備える「デスクトップアダプター」が付属する。「デスクトップアダプターには500GBのHDDを搭載する」(説明員)という。バッテリー駆動時間はディスプレイ部分単体で3~4時間で、デスクトップアダプターを装着した状態だと10時間になる。重さはディスプレイアダプター装着時で1.8kg以下とのこと。
このほか、デザインコンセプトモデルとして「Waveface」と呼ぶ試作品を展示していた。曲がる液晶ディスプレイを採用したパソコン「Waveface Light」や、縦方向に折れ曲がる携帯電話の「Waveface Ultra」のほか、テレビもあった。これらは開発前段階のモデルで、発売時期などは全く決まっていないとのこと。