ユビキタスエンターテインメント(UEI、本社：東京都文京区、代表取締役社長 兼 CEO：清水亮氏)は、iPadおよびiPhoneに対応した動画配信ソリューション「Motion Ridr」の提供を発表した。この製品の供給第一弾として、毎日放送（MBS）などが地上波で放送する「MM9 モンスター・マグニチュード」（平成「ガメラ」シリーズや「日本沈没」などで知られる樋口真嗣監督による初のテレビドラマ）の地上波同時配信を行う。
UEIは、「iPadなどスマート端末が近い将来、人々にとってあらゆる情報やコンテンツの入口と出口になることをにらみ、テレビ放送やDVD、ブルーレイビデオのようなリッチな体験を手軽かついち早く実現するための手段として本製品を企画した」という。Motion Ridrの提供時期は2010年7月1日から。価格は1番組(30分～120分)当たり30万円からである。
Motion Ridrは、（1）ダウンロード型とストリーミング型を選択可能、（2）有料配信と無料配信の両方をサポート、（3）独自のメニューUIの作り込みが可能、Webページへのリンクや画像の追加などにも対応、（4）配信期限の設定が可能（この機能により地上波との同時配信を実現）、（5）プッシュ通知、（6）Twitter連動、（7）生中継に対応、（8）広告配信機能（iAdやAdMobの広告配信に対応）などの特徴を持つと説明する。
App Storeを利用して世界60カ国以上の国へ映像コンテンツを同時配信することが可能であり、逆に視聴可能な地域を制限することも可能という。
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記事公開当初、タイトルに「iPAD」とありましたが正しくは「iPad」です。お詫びして訂正します。タイトルは修正済みです。[2010/06/01 18:30]
