写真●セイコープレシジョンのロードバランサー「SX-3750 LB」
写真●セイコープレシジョンのロードバランサー「SX-3750 LB」
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 セイコープレシジョンは2010年6月1日、ロードバランサーの新機種として、Netwiser(ネットワイザー)シリーズ「SX-3750 LB」を発表した(写真)。10月1日から販売する予定で、価格は180万円。SSLアクセラレータオプション付きの場合は220万円となる。

 2009年3月発売の「SX-3640 LBH」の上位機に当たる。CPU、メモリー容量、内部バス速度を向上させたことで、トータルスループットは2.5Gビット/秒になっている。これはSX-3640 LBHの約5倍の能力だ。さらにSSLスループットは、170Mビット/秒から1.5Gビット/秒になっている。

 同社は、ギガビットネットワークでの負荷分散を低価格で実現できるうえ、日本語のユーザーインタフェースですべての設定ができることなどをアピールしている。

 今後、同社のネットワーク機器はNetwiserシリーズという呼称となる。SX-3750 LBはその第一弾の製品だ。また、販売方法は10月から代理店方式に切り替える予定としている。

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