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エンバカデロがDBツール「XEシリーズ」を発表
エンバカデロ・テクノロジーズは2010年5月20日、データベース管理システムを使いこなすのに有効なツール群「XEシリーズ」を発表した。「XE(Cross Platform Edition)」が今回のキーワードで、今後Delphi、C++ Builderなどの開発ツール製品までXEシリーズを広げていくという。
今回投入したデータベースツールの新製品は「Rapid SQL XE」「DB Optimizer XE」「DB Change Manger XE」の三つ。3月24日に「DBArtisan XE」も投入しているので、データベースツールのXEシリーズは計4製品になる。DBArtisan XEはデータベースの管理ツール。スキーマ管理、SQL管理、データ管理、パフォーマンス管理、ユーザー、ロール(役割)、ログイン情報の管理などの機能を持つ。Rapid SQL XEはSQLプログラミングのためのIDE(Integrated Development Environment)で、コード入力支援機能やデバッガを活用できる。DB Optimizer XEはパフォーマンスチューニングのためのもので、開発者向けの「Developer」、最適化機能を持つ「Professional」、運用段階での作業に対応する「Enterprise」がある。DB Change Manager XEはデータベースの変更を管理するツール。不用意な変更でトラブルが起きるのを防げる。 XEシリーズの特徴の1番目は、一つの製品ライセンスで主要なデータベース管理システム(DBMS)製品(DB2、MySQL、Oracle Database、SQL Server、Sybaseなど)をカバーしていることだ。従来はDBMSごとにライセンスを購入する必要があった。従来と同様の販売形態も残すが、対応DBMSが二つ必要ならXEシリーズの方が安いという。また、DB Optimizer XEとDB Change Manager XEにあるDeveloperエディションは、「開発者により安価に提供したい」(同社の藤井等日本法人代表)という姿勢の現れで、従来製品よりも安くしている。 2番目の特徴は、「ToolCloud」と呼ぶ機能を搭載していること。開発ツールのライセンス管理を一元化することで、購入したライセンスを最大限に活用でき、購入価格を抑えられる。ツールは従来通りインストールできるだけでなく、インストールなしでローカル実行できるため、必要なときにすぐ使える。 3番目の特徴は、開発ツールまで含むセット「All-Access XE」へのアップグレード・パスを持つこと。同社は従来「All-Access」というセット製品を用意していたが、今回それをクロスプラットホーム対応にしたAll-Access XEを追加した。また、それに合わせてAll-Accessを4万円値下げした。例えば、「All-Access Bronze」は36万円から32万円になった。 注目すべき点として、DBArtisan XE、RApid SQL XE、DB Change Manger XEがUnicodeをサポートする「国際化対応版」になったことが挙げられよう(DB Optimizerは前版からそうだった)。データとして日本語を扱えるようになったことで「データベースツールを日本に普及させる」(藤井代表)条件がやっと整ったと言える。今後、ドキュメントの日本語化、メニューなどのユーザー・インタフェースの日本語化も進めていくという。 新製品の発売、出荷は5月に開始する。価格は、DBArtisan XEが84万円(税込、指名ライセンス、別途25パーセントの年間メンテナンス費用、以下同じ)、Rapid SQL XEが21万円、DB Optimizer XEのDeveloperが14万7000円、Professionalが33万6000円、Enterpriseが134万4000円。DB Change Manager XEのDeveloperが14万7000円、Professionalが33万6000円、Enterpriseが67万2000円。All-Access XEの価格(税込、指名ライセンス、初年度メンテナンス費用込み)は、Bronzeが50万4000円、Silverが100万8000円、Goldが142万8000円、Platinumが168万円。
■変更履歴
■変更履歴 「データベースを日本に普及させる」というコメントがありましたが、「データベースツールを日本に普及させる」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2010/05/21 14:33] 最新ニュース記事一覧へ >> |