Twitterに対応した携帯電話を複数投入する
Twitterに対応した携帯電話を複数投入する
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Twitterアプリ「TweetMe」を付属する
Twitterアプリ「TweetMe」を付属する
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土田晃之さん(中央)や若井おさむさん(右)が、ガンプラケータイ「945SH G Ver.GP30th」を紹介
土田晃之さん(中央)や若井おさむさん(右)が、ガンプラケータイ「945SH G Ver.GP30th」を紹介
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 ソフトバンクモバイルは2010年5月18日、携帯電話の夏商戦向け新製品20機種を発表した。データ通信端末などを除く14機種でTwitterに対応。標準添付するウィジェットやアプリを使って、簡単にTwitterのメッセージを読み書きできるようにした。目玉商品として、アニメの「ガンダム」をイメージした携帯電話も発表した。

 「今日の発表内容はひと言でいえばTwitter」――。孫正義社長は、発表会の冒頭で切り出した。昨年末からTwitterを始めて、公私で利用することにより「私の人生が変わった。ライフスタイル変わった」(孫社長)と説明。「この感動を多くの人に分かち合いたい」として、新しい携帯電話14機種でTwitter標準対応を決めたという。待ち受け画面にウィジェットを表示することで、新着ツイートを確認できるようにしたほか、Twitter用アプリ「TweetMe」やTwitterの操作を説明するアプリを添付する。

 一部のアニメファンに向けた目玉商品としては、ガンダムをモチーフにした「945SH G Ver.GP30th」を発表した。ガンダムのプラモデルが付属し、ユーザーが自分で組み立てることで、専用充電ベースと並べて鑑賞できる。発表会には、ガンダムに造詣が深いことで有名な“ガンダム芸人”の土田晃之さんや若井おさむさんが登場。防水加工について「水陸両用ですね」とコメントするなど、ガンダム風の言い回しで機能を紹介した。

 このほか音声端末以外の製品としては、ソニー製のデジタルフォトフレーム「Photo Vision DPF-NS70」や、留守中に携帯電話から自宅のペットの様子などが分かる「みまもりカメラ」(中国ZTE製)を発表した。

 発表会後の質疑応答の場では、7月以降に国際ローミング時のパケット定額サービスを開始すると孫社長が公表。「海外でSIMカードを交換して使いたいという要望があるが、そのような面倒なことをしなくてもよくなる」(孫社長)と説明した。ソフトバンクが日本で発売するiPadは、海外ではSIMロックフリー端末として使えるという噂も流れているが、その真偽については「分からない」(孫社長)と回答を避けた。