東京急行電鉄とイッツ・コミュニケーションズは2010年5月17日、東急電鉄と東急不動産が販売する大規模マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」において、イッツコムが提供するMIL-C システム(Mansion Interactive Local Cables System、略称:ミルシー)を導入すると発表した。

 MIL-Cシステムは、イッツコムが提供している従来のテレビ、インターネット、固定電話の三つのサービスに加えて、マンション住民の生活利便向上に役立つ様々な情報の提供や生活を快適にする機能として、セットトップ・ボックス(STB)ポータルや、エントランスインフォメーションなどを装備している。

 STBポータルでは、「RISE住民食得情報 東急百貨店/東急ストア」や「施設予約情報」、「イベントヘッドライン」、「交通情報」、「二子玉川タウン情報 とくらく」などを提供する。エントランスインフォメーションは、各棟のエントランスに52インチ型のサイネージボードを設置して、天気情報や電車運行情報、道路情報、多摩川・鶴見川河川情報、管理組合からのお知らせなどの情報を提供するサービスである。これらに加えて、コミュニケーションサイトで居住者がSTBポータルを補完する、より詳細な生活利便情報等を閲覧できるようにする。またCATV回線を活用して緊急地震速報を受けてインターホンを鳴らすサービスを提供する。

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