不審なログインを防ぐセキュリティ設定
不審なログインを防ぐセキュリティ設定
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 米Facebookは米国時間2010年5月14日、同社が運営するSNSサイト「Facebook」のセキュリティ強化について発表した。ログイン通知機能などによって、不審なログインの防止を図る。

 新機能では、ユーザーはFacebookへのログインに使うデバイスを承認・登録できる。もし、未承認のデバイスからのアクセスがあると、ユーザーに通知する。通知手段は、電子メールまたはテキストメッセージを選べる。この機能はすでに利用可能になっており、アカウント設定の「Account Security」で有効にすることができる。

 このほか、通常と異なるログインに対して、アカウント所有者本人であるか確認する機能も導入する。例えば、誕生日の入力や、写真の中から友人を選ぶなど、本人であれば簡単に分かる質問に答えるよう要求する。

 Facebookを含むSNSのセキュリティについては、各方面でプライバシー問題を懸念する声が挙がっており、4月には米上院議員が米連邦取引委員会(FTC)に対し、SNSにおける個人情報使用のガイドライン制定を要請した(関連記事:米上院議員がSNSサイトの個人情報使用に懸念、ガイドライン制定をFTCに要請)。

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