アールラーニングは2010年5月7日、Ruby on Railsで開発した情報共有ソフト「UGUISU(うぐいす)」を発売した。ユーザーの属性などにより自動的にグループに招待したり、似たユーザーを推薦し利用を促す機能などが特長。
UGUISUは、「レポート(日記/日報)」、「掲示板」、「アンケート」などの機能を備える。「グループ機能」により、ユーザーをグループ化できる。
「既存の社内SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)では利用するユーザーと利用しないユーザーがはっきり分かれてしまう。ユーザーの趣味などの属性により、自動的にグループに編入したりすることで、参加のきっかけがつかみやすくなるようにした」(アールラーニング 取締役兼サービス戦略室長 金子憲太郎氏)という。
価格はライセンス料と初年度のサポート料を含め、5ユーザーで2万5000円から。2010年中にはSaaSでの提供も開始する予定。
アールラーニングはRubyを主力プログラミング言語として位置づけている。Ruby認定技術者を社内に十数名育成、Rubyアソシエーション認定システムインテグレータとなっている。ユーフィットが2009年10月に発売したRuby製グループウエア「ナレジオン」の開発にも参加した。「アジャイル(俊敏)なシステム開発に適したツールとしてRuby on Railsに注目した」(金子氏)としている。