画面●新しい検索結果ページ
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 米Googleは米国時間2010年5月5日、同社検索サービスの検索結果ページを刷新したと発表した。従来より提供していた各種検索ツールや機能をページの左側に再配置し、より効率的にアクセスできるようにした(画面)。

 従来の検索結果ページでは、キーワード入力欄の下にある「Show Options(検索ツールを表示)」を選ぶことで各種ツールの表示/非表示を切り替えていたが、新たな検索結果ページでは常にオプションを表示する。全般的に検索結果を表示する「Everything(すべての結果)」、情報のジャンルを特定する「News(ニュース)」「Blogs(ブログ)」「Images(画像)」「Books(書籍)」「Videos(動画)」などのメニューや、情報更新の時間を限定するツールなど、各種オプションから検索内容に応じて関連性の高いものを優先的に表示する。

 また、検索結果を表形式で比較する機能「Google Squared」の技術を用いて、検索キーワードに関連したトピックを提示する「Something different」機能を導入した。英メディアの報道(Financial Times)によると、例えばユーザーが「Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)」を検索すると、「Pink Floyd(ピンク・フロイド)」など別の音楽グループを提示する。

 リニューアル版の検索結果ページは、同日より、世界で37言語に対応して順次利用可能にする。モバイル版Googleサイトについては、米国で英語版を同時刷新する。

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