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 ソフトバンクモバイルは2010年4月21日、同社初となるAndroid搭載スマートフォン「HTC Desire」を4月27日に発売すると発表した。ソフトバンクモバイルは3月28日にHTC Desireを発表したが、発売時期は「4月下旬以降」としていた(関連記事)。

 HTC Desireは台湾HTC製で、同じくHTC製のGoogleブランドスマートフォン「Nexus One」とほぼ同じ仕様で兄弟機と呼ばれる機種。ディスプレイは3.7型有機EL、CPUは動作周波数1GHzのSnapdragonを搭載。本体の大きさは60×119×11.9mm、重さは約135gで厚さは11.9mm。Android OSのバージョンは2.1で,Flash Lite 4.0によるFlashコンテンツの表示、動く壁紙「ライブ壁紙」などの新機能が利用できる。マルチタッチ(指2本による拡大や縮小)も可能。

 画面下部には光学式のポインティング・デバイス「光学ジョイスティック」がある。Nexus Oneでは光学ジョイスティックではなくトラックボールが装備されている。

 オープン価格だが、「『パケットし放題フラット』に加入し、2年間契約でバリュープログラムを適用した場合、実質負担額は380円×24カ月で9120円となる」(ソフトバンク広報室)という。料金プランは同社のiPhone以外のスマートフォン(Xシリーズ)と同じとなる。