写真●左から、マイクロソフト コマーシャルWindows本部の中川哲本部長、クレバリー代表取締役の後藤隆氏、サードウェーブ取締役の永井正樹氏、ユニットコム取締役 事業統括本部長の前谷正弘氏
写真●左から、マイクロソフト コマーシャルWindows本部の中川哲本部長、クレバリー代表取締役の後藤隆氏、サードウェーブ取締役の永井正樹氏、ユニットコム取締役 事業統括本部長の前谷正弘氏
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 マイクロソフトは2010年4月20日、Windows XP搭載ネットブックを対象にWindows 7への移行を促進するキャンペーンを開始した。PCパーツショップ4社と協力して、既存ネットブックのパーツを増強あるいは換装と同時に、Windows 7への移行を代行するサービスなどを提供する。提供するWindows 7は増設メモリーやハードディスクとセットにしたDSP版(Home Premium以上)。キャンペーン期間は特に定めない。

 マイクロソフトの調査によると、ネットブックユーザーの多くが性能に不満を感じているという。「低価格に魅かれて購入したものの、スペックへの不満から、だんだんネットブックを使わなくなってしまうユーザーが増えている。ネットブックがはじめて登場してから約2年が経過したこの時期に、ネットブックのユーザーに対してハードウエア強化と最新OSへのアップグレードをお勧めしたい」(同社コマーシャルWindows本部の中川哲本部長、写真左端)。

 今回のキャンペーンに参加するのは、アプライド、クレバリー、サードウェーブ、ユニットコムの4社。いずれも、パソコンのパーツ販売やBTOパソコンの販売、部品交換、修理サービスなどを展開するPCパーツショップであり、全国に修理・サポート店舗を構えている。

 クレバリーは、同社店舗に込まれたWindows XP搭載ネットブックに対して、メモリーを1Gバイトから2Gバイトへ増設し、Windows 7をインストールするサービスを提供する。料金は「2万~3万円台に設定する予定」(クレバリー代表取締役の後藤隆氏、写真左から2人目)。サードウェーブは、ネットブックユーザーに対してOSのインストール技術料を期間限定で半額にする。「基本的なハードウエア拡張とOSインストールのパッケージで料金は2万~3万円台になる」(サードウェーブ取締役の永井正樹氏、写真右から2人目)。ユニットコムは、同社で購入したDSP版Windows 7のインストールを「8000円程度で代行する」(ユニットコム取締役 事業統括本部長の前谷正弘氏、写真右端)という。