住友商事は2010年4月15日、ジュピターテレコム(J:COM)が発行する普通株式を対象とするTOB(株式公開買い付け)が4月14日に終了したことを受けて、今回のTOBの結果を発表した。

 応募株券などの総数は260万2603株で、買い付け予定数の上限(87万5834株)の約3倍に達した。住友商事は、公開買付開始公告および公開買付届出書に記載のとおり、買い付け予定数を超える部分の買い付けを行わないものとし、金融商品取引法に規定するあん分比例の方式により、株券などの買付けについての受け渡しなどの決済を行う。決済は2010年4月21日に開始する。

 住友商事は、TOB後の方針などについて、「当社2010年2月15日付で公表した『住友商事株式会社による株式会社ジュピターテレコム株券等に対する公開買付けの開始に関するお知らせ』記載の内容から変更はない」としている。TOBが住友商事の2011年3月期の連結業績予想に与える影響については、「詳細が判明次第、速やかに開示する」としている。

[報道資料へ]