ネットスターは2010年4月8日、フィルタリング用URLリストの配信システムを刷新した。従来は数時間必要だった更新用URLリストの配信準備時間が最短5分に短縮され、24時間365日いつでも、状況に応じた最新のURLリストを配信できるようにした。

 同社は「フィッシング詐欺」や「ワンクリック詐欺」などのオンライン詐欺や、ウイルスに感染する不正コードを配布するサイトなど、悪質サイト・迷惑メールをフィルタリングするためのURLリストを作成・配布している。国内すべての携帯電話事業者およびPHS事業者、アルプスシステムインテグレーションの「InterSafe WebFilter」、トレンドマイクロの「InterScan WebManager」などが、同社のURLリストを採用している。

 これまでは、新たな悪質サイトを発見しても、その情報加えたリストを更新するのに数時間を要していた。そのため、フィルタリング用URLリストを配布するまでに悪質サイトの被害にあってしまうこともあり得た。