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企業向けPCプラットフォーム「vPro」の新版、インテルが発表

パソコンの紛失・盗難時にデータ保護などが可能に

2010/04/08
菅井 光浩=日経パソコン
米インテルのリック・エチャベリア氏
米インテルのリック・エチャベリア氏
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 インテルは2010年4月7日、ビジネス向けパソコンのプラットフォーム「vPro(ヴィープロ)」の新版を発表した。パソコンの紛失や盗難時にデータを保護できるなど、セキュリティおよび運用管理機能を高めている。

 vProの新機能を実現する技術の一つが、「アンチセフト・テクノロジー」。パソコンが盗難・紛失の被害にあった際、パソコン内のデータが流出するのを防ぐ。具体的には、「ユーザー認証に複数回失敗する」「管理用サーバーとの定期的な通信が途絶える」など、あらかじめ指定した条件を満たした場合、パソコンを強制シャットダウンして起動できなくする。

 パソコンを無効化すると、ユーザーのログオンパスワードも無効化される。暗号化機能と組み合わせることで、内蔵HDDを抜き出されてもデータを保護できる。パソコンが手元に戻ってきた際、リカバリー専用のパスワードを入力すると再び起動する仕組みだ。

 そのほか、サードパーティ製の運用管理ソフトと組み合わせることで、Windowsパソコンがブルースクリーン画面を表示して正常に起動しない場合、遠隔地で画面情報を表示しながら操作できる「リモートKVM」機能も実現した。

 登壇した米インテルのリック・エチャベリア氏(ビジネス・クライアント・プラットフォーム事業部長)は、「vPro対応パソコンを1500台導入した信州大学医学部付属病院では運用管理コストの削減に成功。投資額を22カ月で回収できる試算結果が出た。世界的な不況から脱しつつある2010年こそ、戦略的にIT投資すべき」と訴えた。

 併設したショーケース会場では、NECやデル、東芝、日本ヒューレット・パッカード、パナソニック、富士通、レノボ・ジャパンなどが、新版のvProに対応したビジネス向けパソコンを展示した。

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