NTTぷららとアイキャストは2010年4月7日、両社が共同で運営する映像配信サービス「ひかりTV」で、日本プロ野球のパシフィック・リーグ4球団(福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ)が主催する2010年公式戦の試合(セントラル・リーグとの交流戦含む249試合)の提供を、2010年4月16日に開始すると発表した。独自編成チャンネルの「ひかりTV STYLE」で放送する。

 現在「ひかりTV」のベーシックチャンネルとして提供している「GAORA」と「スカイ・A sports+」で放送中の北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルスの主催試合を併せると、4月16日以降はパ・リーグ球団主催の全試合を試合終了まで視聴できるようになるという。

 なお、ひかりTVのテレビ放送サービスにおいて、ベーシックチャンネルで提供されてきた4チャンネル(「J sports ESPN」、「J sports 1」、「J sports 2」、「ゴルフネットワーク」)の放送が2010年3月31日で終了していた。3月19日付で始まった告知では、「4月以降の提供継続に向けて番組供給事業者と協議してきたが、 残念ながら合意することができず、3月31日で放送を終了することになった」という内容で経緯を報告している。 その結果、スポーツ系のチャンネルが大幅に少ない状況になった。今回のパリーグ主催試合の追加で、スポーツ系の魅力回復を図ったことになる。

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関連情報を追加しました。 [2010/4/7 16:50]