写真●ミラポイントジャパンの「Mirapoint Message Server M700」
写真●ミラポイントジャパンの「Mirapoint Message Server M700」
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 ミラポイントジャパンは2010年4月7日、メールアプライアンスの新版「Mirapoint Message Server 7(写真)」の出荷を4月14日に開始すると発表した。処理性能を高めたほか、処理性能を高めたほか、スケジューラやWebメールのアプリケーションを標準搭載した。これらアプリケーションごとに購入する必要があったライセンス体系も見直し、価格を下げた。

 大規模向けの「S7000」、中規模向けの「M7000」、小規模向けの「M700」の3モデルを用意した。いれもプロセサとして新たにクアッドコアXeonを搭載し、メモリーやハードディスク容量を1.5~3倍に増やした。

 S7000はファイバチャネルSANに対応し、メールサーバー用ストレージを126Tバイトまで拡張できる。M7000はデータのバックアップ用のハードディスクをきょう体内に増設でき、1台で障害対策が可能になった。

 SMTPサーバー、POP3サーバーとして動作するほか、Webメール、カレンダー、共有アドレス帳、メール保存などの機能を備える。また新たにシステム管理者向けに、遠隔管理機能を強化。「iRAC」と呼ばれる専用ツールを使うと、Mirapoint Message Server 7をOSやハードウエアレベルで管理できるようになった。

 価格はエントリモデルの「M700」が452万2000円から。

■変更履歴
ライセンスを別途購入する必要がないという主旨の記述をしていましたが、誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2010/04/08 13:10]